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旭川市総合庁舎

旭川市総合庁舎

木と自然光に包まれた議論の舞台

北海道旭川市の総合庁舎です。市庁舎としての利便性はもとより、市民の日常使いや観光客の訪問も考慮し、最上階には大雪山から十勝岳連峰まで展望できるラウンジや議場を計画しました。議場のアーチ梁はカラマツ、ルーバーや壁はトドマツ、家具にはタモと、旭川市産材を全面的に採用しています。山の稜線のような木造アーチとルーバーを通して自然光が降り注ぐ空間では、雲の流れや積雪などによる変化を体感することができます。自然環境に身を置いたような開放的な雰囲気とすることで、開かれた議会運営の場となることを願っています。

◆COOL WOOD(1時間耐火仕様 梁)使用
撮影:Kotaro Imada

詳細

設計
久米・柴滝・中原設計共同企業体
所在地
北海道旭川市
敷地面積
9,957.80
建築面積
3,675.18
延床面積
24,698.68
階数
地上9階 地下1階
竣工年
2023

メディア掲載・受賞

メディア掲載
  • 近代建築 2024年6月号

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