釜石は道が地形の谷線上に延び、それに沿うように建物がつくられています。かまいしこども園は、これを手がかりに周辺の道から派生した棟の連続で内部に広場を設けています。広場はハイサイドライトから光が差し込み、冬でものびのびとすごせる場所になっており、所々幅が拡がったり狭まったりして、こどもの活動に合わせた共有のスペースになっています。木造家型の4つの棟のせり出した屋根は、それぞれ隣接する棟の壁に接続しており、屋根の重なり合う集落のような建物は、釜石の山並みと調和しています。
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詳細
- 設計
- 平田晃久建築設計事務所
- 所在地
- 岩手県釜石市
- 敷地面積
- 2,137.11㎡
- 建築面積
- 871.28㎡
- 延床面積
- 917.72㎡
- 階数
- 地上1階
- 竣工年
- 2015年
メディア掲載・受賞
- メディア掲載
- 新建築 2016年5月号
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