道の駅びんご府中

広島県府中市のJR府中駅近くに建つ市街地型道の駅である。建物を集めて賑わいを完結させてしまうのではなく、分散した建物を配置し、通り抜ける市民も含め、小さな場所の集合から賑わいを生み出すことを目指した。地元産業の家具が生き生きと見えるように、鉄骨の無垢材による柱梁に木梁が載る繊細な構造計画とした。屋根は分棟ごとに離れながらも部分的に連続し、一体構造を形成している。これによって透過性が高く連続的に重なるシーンを生み出すことができた。特にラチストラスの特殊加工や木梁の精度は、まさに現代のモノづくりの技術によるものである。
シーラカンスK&H 工藤和美

南側外観

1/6

敷地北側の交流テラスの前から中庭を見通す

2/6

中庭北側広場から産直市場方向を見る

3/6

北東側外観

4/6

産直市場

5/6

レストラン

6/6

詳細

設計
工藤和美+堀場弘/シーラカンスK&H
所在地
広島県府中市
敷地面積
1,470.99
建築面積
822.30
延床面積
772.82
階数
地上1階
竣工年
2016

構造・設備:Arup
施工:道下工務店

メディア掲載・受賞

メディア掲載
  • 新建築 2017年3月号
受賞
  • 第10回「JIA中国建築大賞」 一般建築部門 大賞

お問い合わせ

お問い合わせ・資料請求や、
木造建築技術に関するカタログはこちらから。

道の駅びんご府中