宮代町役場新庁舎の設計コンセプトは、『農のあるまちづくり、水面に映える文化都市をイメージさせる地域性と独自性を表現した建物』である。これは、町の歴史、産業、文化、自然環境、産物など特徴ある地域性を庁舎に反映させ、独自性を表現している。風景を守るために建物は低層とし、緑との調和を考え、木造にこだわったため、木材を集成材にし柱と梁をコネクターで繋いで強度を高めたKES構法を採用。『木の大空間』により独自性を表現している。この庁舎の柱、梁に使用した木材は、杉集成材(柱用)240㎥(県産材)、唐松集成材(梁用)235㎥である。延床面積4,304.63㎡は日本最大規模の木造庁舎である。
県産材を利用することで、産業の活性化を図り、自然環境を守ること、未来に文化を伝えることになる。
2階事務所
1/5
吹き抜け
2/5
ホール
3/5
町民ロビー外観
4/5
南側外観
5/5
詳細
- 設計
- みやしろ設計連合共同企業体
- 所在地
- 埼玉県南埼玉郡宮代町
- 敷地面積
- 7,613.03㎡
- 建築面積
- 2,494.97㎡
- 延床面積
- 4,304.63㎡
- 階数
- 地上2階
- 竣工年
- 2005年
◆45分準耐火構造
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