周囲に等しく接する明るい調剤薬局の計画である。この薬局はただ薬を処方するだけでなく、普段の生活の中で健康に関する相談をしたり、特に用事がなくても気軽に立ち寄れるたまり場のようなスペースをもっている。木とサッシュのストラクチャーが重なってできた透明なファサード、縁側のように四周を取り巻く庇、最大で5,500mmの天井高さから降り注ぐ光など、身体的なスケールを持ちながらも開放的で明るい空間となっている。その中で生まれた建築は、システマチックでシンプルながらも、外のようなゆるさの中に落ち着いた居場所をもった空間になったように思う。
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詳細
- 設計
- 工藤浩平建築設計事務所
- 所在地
- 群馬県高崎市
- 敷地面積
- 631.18㎡
- 建築面積
- 280.56㎡
- 延床面積
- 200.22㎡
- 階数
- 地上1階
- 竣工年
- 2019年
メディア掲載・受賞
- メディア掲載
- GA JAPAN 162
- 新建築 2020年4月号
- 商店建築2021年1月号
- 受賞
- 2020年グッドデザイン賞
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