北広島町立壬生小学校

北広島町立壬生小学校

歴史と伝統を受け継ぐ次世代の人材を育む

北広島町立壬生小学校は江戸時代に広島四大古塾と云われる「清高堂」に由来している。地域には毎年六月に行われるユネスコ世界無形文化遺産「壬生の花田植え」があり、児童も「子ども田楽」や「金管バンド」の一員として出演している。
街並みの景観を考慮した外観は、黒い木部、白い左官材料、石州瓦を基調とした重厚感のあるものとした。内部は構造材と板材により木の香りが感じられ、ハイサイドライトから溢れる自然光は、明るく暖かみの感じられる空間を実現した。
地元産材に囲まれた教育空間で、次世代へ地域の歴史と伝統を受け継ぐ人材を育む場所となれば幸いである。

外観

1/7

北側夜景

2/7

ホール

3/7

ホール

4/7

図工室

5/7

音楽室

6/7

廊下

7/7

詳細

設計
中電技術コンサルタント株式会社
所在地
広島県北広島町
敷地面積
11,219.37
建築面積
2,892.43
延床面積
4,103.29
階数
地上2階
竣工年
2014

撮影:井上登写真事務所

メディア掲載・受賞

受賞
  • 第9回ひろしま建築文化賞 優秀賞

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