設計当初の駅周辺は閑散としていた。北陸新幹線延伸に向けた「待合、観光、イベント機能を持った駅前広場」を通じて、賑わいを取り戻す。そして、地元の人や観光客が街に期待を持ち、元気が出る空間を創りたいと考えた。地下からあふれる源泉をモチーフにした木格子には地産材を用い、直線や2次曲線の部材を組み合わせ3次元的な迫力を生み出している。人の活動の熱気や活気が湯気のように立ち上る、あわら温泉らしい賑わいの風景となった。
詳細
- 設計
- 株式会社木下設計
- 所在地
- 福井県あわら市
- 敷地面積
- 1,749.60㎡
- 建築面積
- 1,441.36㎡
- 延床面積
- 1,948.47㎡
- 階数
- 地上3階
- 竣工年
- 2023年
□あわら市産 杉材使用
施 工:三越建設工業
柱木格子:シェルター
撮 影:㈱エスエス
メディア掲載・受賞
- メディア掲載
- 新建築 2023年12月号
- 受賞
- ウッドデザイン賞2023 ライフスタイルデザイン部門 建築・空間分野
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