庄内町立図書館

庄内町立図書館

木に包まれたローカルな空間

老朽化した町立図書館を建て替え、既存の内藤秀因水彩画記念館を改修して一体化する計画である。隣接する庁舎も改築され庄内町の行政サービスの中心エリアとして再整備された。豊かな米どころ庄内町を象徴する米つぶのような滑らかな平面形を木で包み編みこむように丁寧につくった。3段構成の大きな屋根は、鉄と木のハイブリッドで、多雪地域に対応し、この地域特有の風を意識した建物配置や換気通風などのパッシブな工夫を行った。町の中心となる落ち着いた象徴的な空間として、内藤記念館の持つ物語性と気候風土を活かしながら地域の新しいローカルな建築を目指した。
堀場弘

総合カウンター・閲覧スペース

1/6

閲覧スペース

2/6

児童図書コーナー

3/6

一般図書コーナー

4/6

北西外観

5/6

図書館エントランス

6/6

詳細

設計
堀場弘+工藤和美/シーラカンスK&H
所在地
山形県東田川郡庄内町
敷地面積
4,939.92
建築面積
1,057.34
延床面積
998.82
階数
地上1階
竣工年
2024

撮影:淺川敏

メディア掲載・受賞

メディア掲載
  • 新建築 2025年4月号

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