戸田建設 構造部門内コンペで「シェルター賞」を選出しました

戸田建設では、若手構造技術者育成を目的とした「構造部門内コンペ」を毎年開催しています。
今年度は最適化計算プログラムに代表される数理的ツールを設計プロセスに取り入れる機運の高まり等を背景に「最適化プログラムを活⽤した⽊屋根架構」をテーマとして実施され、当社も審査に加わり「シェルター賞」を選出しました。

【写真】11月6日の表彰式の様子

評価コメント（シェルター　技術開発部）▼

制御点を設けて交叉点をプログラムにて分割し、形状を比較していく手法はコンピューターを用いたものならではと感じた。
手計算や従来の人力でのモデルのスタディが不可能と考えられる形状となっており、最適化プログラムの活用という課題に対してよく合致している。
この手法で得られる意匠は、CLTという素材とも相性が良く、構造の納まりも実現性が高い。
製造の歩留まり算出手法も、同様の手法が活用できており、実際の計画にも応用可能である。

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SDGs、脱炭素化推進等の社会的ニーズや、都市（まち）の木造化推進法の施行、補助金・助成金等の整備を背景とし、大規模・高層建築の木造化・木質化が加速しています。当社は木質構造部材の開発、木造建築の設計・施工・部材製作、次代を担う人材の育成等を通じ、人と地球環境に優しい「木造都市®」の実現を目指しています。