住みつなぐ家

山形市2022 Spring

今回リフォームをご決断されたきっかけを教えてください。

約30年前、シェルターで建てた新築は二世帯住宅で私たちは2階を拠点に生活をし、1階には親世帯が住んでいました。
時が経ち、私たちが1階にリフォームして入ろうと決めたんです。
親からも、自分たちが居なくなったら孫たちがまたこの家で暮らしていけばいいという想いを聞いていたので、
長女夫婦が家づくりに関して考え始めたタイミングで同居の提案をしました。

当時シェルターを選ばれた理由を教えてください。

当時はたくさんのハウスメーカーを検討していました。
最終的にシェルターさんともう一社が残ったのですが、地元の企業ということと、
当時から斬新なデザインで規格住宅ではない自由設計という点からシェルターさんに決めました。
とても自由に設計してもらったので、生活をしながら今でもすごいデザインだなあと思うときがあります!
今回のリフォームは、シェルターさんなら我が家の耐力壁やヒーティング関係など全て網羅しているだろうと思い頼みました。
当時の現場担当の菅野さんが今回は設計担当として、約30年前の物件を細部まで覚えていてくれたことがとても良かったですね。

今回のリフォームについて教えてください。

最初は水回りの改修、二間続きの和室をワンフロアにするくらいだろうと考えていました。
結果的に1階部分は既存の玄関を残し、水回りを中心とした大規模な改修工事となりました。
キッチンはこれまで独立した位置にあり、同じ配置でそのまま新しくなるだろうと思っていたところ、
リビング・ダイニングに面した対面キッチンを提案してもらいました。
この間取りは全く考えていなかったのですが、実際に使ってみると回遊性があり動きやすくとても便利です。

リフォームの際に楽しかったことや、大変だったことなどを教えてください。

2階に住みながら1階で工事をしてもらっていたので、音の問題や業者さんの出入りに関してお互いに大変だったと思います。
また、物の処分もとても大変でした。
親がこけしを集めるのが趣味でなんと270体のこけしがありました。
その他にもたくさんの本や洋服、2台のピアノなど物については本当に大変でした。
楽しかったこととしては、住みながら工事をしてもらっている分、毎日の工事の進捗状況が分かったのはとても良かったです。
現場の様子も見ることができたので、どのように工事が進んでいくのかが分かり楽しかったですね。

お気に入りの場所はどこですか?

設計に提案してもらった大谷石(おおやいし)の壁がお気に入りです。最初は部屋に石なんて!?と思っていたのですが、部屋のアクセントとして、また来客時の玄関からの視線を妨げてくれるので部屋の目隠しにもなってとても気に入りました。和モダンの雰囲気にとても馴染んでいますよね。

最後にこれから住宅建築やリフォームを考えている方へアドバイスをお願いいたします!

自分たちが毎日使うところは惜しまずにお金をかけてこだわることで、理想の空間になると思います。飾りの部分は見栄を張らなくていいんじゃないかな。力を入れるところと抜くところのメリハリをつけることが大切です!

Y様、ありがとうございました!

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